streethink

think in city. think with city.

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とにかく、何もかもが八百八街の幌自動車の数と一所に過ぎ去り、且つ、消え失せて行きつつ在る。その過ぎ去り消え失せるスピードが、時々刻々に加速度化しつつ在る。私はただ茫然と、それを見恍れているきりである。 遠からず路傍の木乃伊になってしまいそうである。口をポカンと開いた……眼の前の空間を凝視した……。
『路傍の木乃伊』夢野久作

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